釣れた魚は適切に締めないと鮮度が落ちるほか、旨味成分が分解されて不味くなってしまう。理由については割愛。ググると良いよ!
結論を言うと、持ち帰る気があるなら釣れたらすぐに即死させよう(´ω`)
氷締め
イワシ、小アジといった、いちいちナイフで締めるのが面倒な小魚は氷締めが楽。
氷がたっぷり入ったクーラーボックスに海水を入れ、放り込むだけ。これで即死する。
ただし、氷は海水に近い濃度の塩水で作った氷を使用すること。
真水で作った氷の場合、海水と真水が混ざって海水の塩分濃度が低下してしまい、浸透圧の影響で魚が水っぽくなってしまうことがある。
ナイフで締める
20cm以上の中型サイズとなる魚はきっちりナイフで締めよう。出刃包丁がオススメ。
エラの付け根からほんの少し右上の箇所(脳付近)にナイフを刺し込み、中骨まで一気に断ち切る。
次にエラの付け根にナイフを刺し込み、太い血管を切る。(血がドバドバ出てくる)
あとは海水を張ったバケツに数分浸けて血抜きし、クーラーボックスに移せばOK。
締める際は鋭い背びれやエラ蓋で怪我をしないように十分注意すること!
なんならタオルで魚をくるんだり、メゴチバサミを使いながら締めても良い。
サバ折り
サバ等の青物は、ナイフを使わずに手だけで締めることができる。
やり方は簡単。まずはエラ片側ずつに中指と人差し指を挟むように突っ込む。
あとは左手で体をおさえ、思いっきり背の方にくの字に曲げるだけ。メリメリッと音がして、血がドバドバ出てくれば成功。
あとは海水を張ったバケツに数分浸けて血抜きし、クーラーボックスに移せばOK。
鯖は大変痛みやすい魚で釣ったらすぐに締める必要があることから、一見残酷なように見えるが非常に理にかなった締め方である(´ω`)